【決断】自分の持っているものすべてを捨てたときに何ができるか。
みなさん、こんにちは!
まだコロナの脅威の真っただ中にいますが、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。
僕の大学はまだ始まっていないので、かれこれ春休みが4か月ほどあることになっております。何も制限がないとだらけてしまう僕なので、最近は早寝早起きを取り入れ、規則正しい生活を送ることを心がけています!
自粛中の過ごし方の記事も出せたら出そうと思います!
そして今日は、この前の塾のアルバイトの際に何気なく聞いた言葉が印象だったのでそれについて、自分のことに引き付けて書いていきます。
1.自分の持っているものすべてを捨てたときに何ができるか。
「自分の持っているものすべてを捨てたときに何ができるか。」
これは、塾の授業中に社員の方が何気なく言った言葉でした。その授業では、頭が柔らくなるような答えのない問題にチャレンジしていくのですが、最初は個人で解答を作り、発表し一番よかった人を皆で決めます。そしてそのあとグループになって答えを作ります。
この言葉は、一番よかった解答の発表を終え、グループで解答を作る際に発せられました。みんな、特にベストアンサーだった人は今までの既存の考えがあり、それをグループの解答にしていまう傾向があります。
しかし、そうした今までのことを全て捨て、そのあとに何が浮かんでくるか、何ができるかというのが重要になってくるとの話でした。
他の聞いている人にはただ授業のアドバイスと感じただけかもしれませんが、僕の心にはとても響きました。
2.今の自分と重ね合わせて
僕ももう大学3年生ということで、就職活動がいよいよ始まってきます。
そうすると必ず悩むのが、「将来自分は何をしたいのか。」ということです。
「自分の経験を振り返り、価値観、軸を見つければ将来のやりたいことが見つかる!」
とアルバイトの際、塾生にいつも言っていますが、いざ自分の将来について考えるとそう簡単にいきません(笑)。
前の記事でも何度も伸びていますが、僕は高校一年生の時にスイスに一年、大学二年生の時にドイツに半年留学していました。
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そうした留学経験のかいもあり、言葉、特にドイツ語はある程度達者になりました。将来もそのドイツ語生かして、実際にドイツに行き働きたいのか、海外とつながっていたいのか、、など考えていました。
正直ドイツ語を使わない道に行く確率が高いだろうなと思いつつ、心のどこかでその判断で本当に正解なのかと問うことも多いです。
そう考えているときに、先ほどの言葉を聞きました。
聞いたとき、ふと高校時代のスイス留学のことが頭によぎりました。留学に行くときは慣れしたんだ学校、部活、友達、家族などすべてのものを一度すべて忘れての出発でした。日本の生活に満足どころか、勉学、部活、人間関係何もかもに対して大満足だったので、そうしたものと離れるのはしんどかったですね。
しかし、それらすべてを忘れ、スイスに一人になったことで大切なものを失ったりもしましたが、得られたものもそれと同じか、それ以上に多かったです。
日本で持っていたものがすべてなくなり、何を考えたかと言えば、自分の弱さ、孤独、人間関係などでした。こうしたことを考えた経験が、「文学部」を選んだ一つの要因といったとしても過言ではないと思います。
留学に行かなかったら「理系」に進んでいた可能性も十分ありました。少なくとも文学部という選択肢はなかったと思います。
そう考えてみると一度自分の持っているものを全て排除して考えてみると意外と新しい自分の可能性が見つかるかもしれません。
今現在の就活においても似ていることが言えると思います。今まで一生懸命ドイツ語を頑張り、それなりに結果もだしてきた。捨てるのはもったいない。とも思いますが、逆に捨てることで何が待っているかわかりませんが、まったく今の自分が想像できないほどの経験が待っているかもしれません。...と考えるとドイツ語を使う道、使わない道どちらに転んでも楽しみになります。
それに加え、捨てると言ってもその勉強してきた過程は間違いなく経験として自分に蓄積されているので、あらゆる分野で役に立つと信じています。
「自分の持っているものすべてを捨てたときに何ができるか。」
持てば持つほど捨てるのが難しくなってくると思いますが、今の成功している方々もこのようなことを繰り返してきたのではないかと思うと、前進できますね。
これからどうなっていくかは全く想像できませんが、「向き不向きより前向き」を念頭に置いて頑張っていきます!
最後までお読みくださりありがとうございました。
また次回の投稿で!