筋トレドイツ語好き大学生のブログ

筋トレとドイツ語その他さまざま考えたことなどを綴っていきます。

Goethe-Zertifikat C1を受けてみての感想。B2との違い、、。

みなさん、こんにちは

 

早いものでドイツから帰国してから1か月が経ちました。

 

この前の3/19(木)に東京の赤坂でGoethe-Zertifikat C1を受験してきました。本日はその試験について以下の3点で書いていきます!

 

1.Goethe-Zertifikat C1のレベルとは?

2.実際に受けてみての感触、感想

3.B2とどの程度レベルが違うのか

 

1.C1のレベルとは、、?

いきなりB2,C1とか言われてもわからない人が多いはずです。実は英語にもこのようなレベルに別れていますが、英語は基本的に英検、TOEICなどで図るので知らない人が多いかもしれません。

C1は6段階にレベル(A1,A2,B1,B2,C1,C2)わけされている中の上から2番目のレベルです。

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ホームページに載っているC1のレベルは以下の通りです。

    • 広範囲のテーマに関する、高度な内容の比較的長い文章を理解し、行間に含まれている意味をも把握することができます
    • 言葉を探しているという印象を与えずに、自然に、滑らかに話すことができます
    • 社会で、職場で、また学校や大学で、言語を効果的に、柔軟に使いこなすことができます
      • 複雑な事柄について、明確に、きちんと文章を構成して、詳しく述べることができます

 

 

 

基本的にC1を持っていれば、ドイツ語圏の大学や大学院に行く資格として提出することができます。ドイツ語ができる!とこのレベルなら胸を張って言ってもいいかもしれません。

 

2.受けてみての感想

リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングがあったわけですが、すべてかなり難しかったです。

ひとつひとつ見ていきますと、、、

リーディングに関しては、もはやリーディングではなくライティングです。基本的に文章を読んで単語や文を書いたりするので、選択肢から選ぶより難易度がかなり上がったと感じました。今まで少し雑に勉強してきた文法や単語などを今一回総復習して、整理し直す必要がありそうです。

リスニングは二つの大きく二つの設問に分かれています。一つ目の設問は8~9分の対話を一回だけ聞き、選択肢から選ぶのではなく、単語や文を自分で書かなくてはいけません。そのため、集中力が切れたり、聞き飛ばしたりしたらもうどうしようもありませんでした。しかし、10問あるのですが少なくとも6問はしっかりと聞き取って答えは埋められたので、それだけでも大きな進歩だと実感してます!そして、もう一つの設問は10分ほどの文章を二回聞き、選択肢から選ぶ問題なので、普段はこちらの方ができるのですが、本番の試験時テーマの単語の意味がいまいちつかめなかったため、中々苦戦しました。こちらも10問あるのですが、自信がある答えは2問ほどで、他は消去法やまったくの勘だったりもしたので全く自信はないです、、。シャドーウィングをもう少し頻繁に行うのと、長い文章を聞く訓練もやはり必要なので、そこのところを意識しながら勉強をしていきます。

ライティングは、僕にとっての一番の課題であり、ドイツ語上級者になるためには絶対に必要な力です。今回の試験のテーマは「将来の夢の仕事」というテーマでグラフを読み取り、自分の論を展開していくものであったので、そこまで書くのは難しくありませんでした。しかし、ドイツ語で文章を書くのが得意でない、というかむしろかなり苦手なためどういう点数をつけられているかわかりません、、。今僕が一番勉強しなくてはいけない分野は、接続詞とドイツ語の文章でよく使われる慣用表現だと思います。留学中に文章の構成の仕方をある程度勉強し、できるようになってきているので、以上の二点を中心にやっていくべきだと思います。

スピーキングが一番得意なのですが、僕が好きなのは会話であって、一人でドイツ語を4分、5分話すことではないので、C1のスピーキング試験は難しかったです。こちらも二つの設問に分かれており、最初は約4分間のプレゼン、そして二つ目は一つのテーマについてペアとディスカッションです。最初のプレゼンのテーマが、「現在ドイツ語には英語の単語たくさん使われているがそれについてどう思うか」といったものでした。試験前には15分考える時間があったのですが、それでも一人で何分間か話すのがしんどかったです、、。それに対して、ディスカッションはそこまで苦戦しませんでした。テーマは、「言葉を仕事でつかえるレベルまでもっていくためにはどう勉強するべきか」というもので、様々な選択肢が与えられておりそれについて議論を約7分くらいしました。こちらは、そんなに変なことや意思の疎通ができなかったことはありませんでしたが、C1レベルの表現がつかえていたか心配です、、。

 

3. B2とのレベルの違い

正直、文章やリスニングのレベルは大きく変わっている感じはしませんでした。しかし、問いがかなり変化しているので、聞いたり読んだりした情報を正しい言葉でアウトプットする力がC1には求められていると感じています。B2まではかなり荒削りのドイツ語(細かい文法よりは何となく文章を理解できる力や単語量)で押し切れていたのが、C1ではもっと高度な表現や文法が求められると思います。僕の感覚的には、B1とB2のほうがもっと大きな差があった気がします。いずれせよ言語を学んでいく中で当たり前ですが、完ぺきになることは絶対にないので日々地道に勉強していきます。そして、今回の結果はわからないですが、今年中にはC1に自信をもって合格できるレベルまでもっていきます!!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回の投稿で!